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監督はそこから「攻殻」やその続編「イノセンス」(04年)の受容について自らこう解説します。
「攻殻はアメリカとヨーロッパで受容のされ方が違う。ヨーロッパではオリエンタリズム、新たなサイバー・オリエンタリズムとして受け止められた。カンヌ映画祭(『イノセンス』がコンペ参加)やベネチア映画祭(『スカイ・クロラ』がコンペ参加)がなぜアニメを招聘(しょうへい)するのか? 学問や文芸の世界と同様に『周辺の文化』として参照しているに過ぎない。ギリシャ・ローマ的な、あるいはキリスト教的な『正統』とは異なる、『辺境』の文化・思想と見られている。一方のアメリカでは、攻殻は『ヤッピーの玩弄(がんろう)物』。やたら強い女性が哲学を語りながらマシンガン打ちまくるのがクールだ、と。ドラマや思想は関係なくて、ナイトクラブで繰り返し上映したりする。これはアメリカ流のグローバリズムみたいなもので、ヨーロッパ(のアカデミズム)と同様、両者とも自分たちの価値観から外側を語っているに過ぎない」
"asahi.com(朝日新聞社):「若者は夢を持つな」と監督が言った - 小原篤のアニマゲ丼 - 映画・音楽・芸能 (via kogumarecord)
(via a2onaka)